WEB予約

京都観光

釘を一切使わない日本古来の木造建築『清水寺の舞台』から京の街をみる

京都で最も有名な観光地と言って過言ではないでしょう。毎日、国内外から多くの観光客が清水寺を訪れています。

清水寺が建てられたのは西暦778年。今から約1250年前のことです。
京都の東、音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内に、国宝と重要文化財を含む30以上のお寺が建ち並びます。1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。

『清水の舞台』で親しまれている本堂は、崖の上に建てられた1633年再建の木造建築です。日本古来の伝統工法による丈夫な構造です。「舞台」は崖から迫り出しており、130本以上のケヤキの柱で舞台を支えています。130本以上のケヤキの柱は、一切の釘や現代の建築資材を使わず、「懸造(かけづくり)」「舞台造」と呼ばれています。

日本のことわざに「清水の舞台から飛び降りる」という言葉があります。これは「思い切って大きな決断すること」の例えとして使われています。今から300年以上前の江戸時代では、「清水の舞台から飛び降りて助かれば願いが叶う」という行き過ぎた信仰があり、実際に230人以上が飛び降り、35人が亡くなったそうです。今は安全対策は漫然であり、安心して参拝いただくことができます。

清水の舞台からは京都市内が一望できます。日中は混雑が予想されるので、朝の早い時間に行かれることをお勧めします。

Kyoto Pleasant Hotelから清水寺へのアクセスは、市バスを乗り継ぎ約1時間。約25分で到着するタクシーが便利です。

■清水寺のHP https://www.kiyomizudera.or.jp/

関連記事