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京・西陣 孝太郎の酢でMyぽん酢作り体験!Myぽん酢を鍋で食べられるお店も

京都の歴史ある街並みのなか、瓦屋根の上に鍾馗さんがにらみをきかせている京町家のひとつに「京・西陣 孝太郎の酢」があります。

ここでは、創業から180年以上変わらぬ製法で、お酢やぽん酢を作り続けています。添加物や化学調味料を一切使わず手間暇かけて作る孝太郎の酢は、舌の肥えた京都の人々もお墨付き。

この記事では、孝太郎の酢の魅力とMyぽん酢体験、そしてMyぽん酢を鍋のお供に食べられるお店を紹介します!

お酢やぽん酢を使ったレシピのほか鍾馗さんについても触れているので、ぽん酢に興味がある方だけでなく、京都の伝統や歴史に興味がある方も読んでみてください。

京都プレザントホテルからは徒歩10~15分でアクセス可能です!

「孝太郎の酢」とは

お酢は本来、料理の味を引き立てる名脇役であり、体に良いものを美味しく食べてもらうためのもの。

孝太郎の酢は、その想いから素材を深く吟味し、添加物や化学調味料を一切使わずに時間と手間暇を惜しまずお酢を作っています。

防腐剤等も一切使っていないため賞味期限は短いですが、半年以上放置していても腐らない食材の方が不自然ですよね。

「本来、食べ物とはそういうもの。」と、食材へのありがたみや、素材そのものの味を美味しく頂くことの大切さを思い返すことのできるお酢が魅力です。

素材の味を引き立てる技に長けている京都の料理人に支えられてきた孝太郎の酢は、品質も味わいも最上級です。

孝太郎の酢・ぽん酢・飲むお酢シリーズ

孝太郎の酢には、定番の米酢のほか、ぽん酢や飲むお酢シリーズなど種類がたくさん!それぞれの魅力と、おすすめの使い方を紹介します。

▶お酢シリーズ

まずはひとくち試してみたい、定番のお酢「京あまり米酢」。京都の名水と国産米をじっくり熟成させて作っているので味わい深く、素材の味を活かした料理にぴったり。

黒酢は、大麦と玄米を使用し癖のない味に仕上げているので、ドレッシングや煮物料理など多様な料理に活用できます。

孝太郎の酢のHPには、お酢や黒酢を使ったレシピも紹介されています。手軽に真似できて黒酢の美味しさを味わいたいなら、「手羽元の黒酢煮」がおすすめ!

また、お酢の酸味が苦手な方には、「かけてぽんぽん」をぜひ。

かつおと昆布でひいた出汁を加えて酸味を抑えているので、こちらも様々な料理に合う逸品。ほうれん草のお浸しにサッとかけるだけでも、立派なおかずになりますよ。

▶ぽん酢シリーズ

孝太郎の酢のぽん酢は、柚子・すだち・橙・梅・ごまなど種類がたくさん!

定番の柚子は、香り豊かな柚子の果汁と一晩じっくり時間をかけてとった出汁が魅力です。

まずは鍋で食べてみてください。「飲めるぽん酢」というコンセプトのとおり、具材の出汁が染み込んだぽん酢は、最後まで飲み干してしまいたくなる美味しさですよ。

やさしい口当たりが好きなら、橙ぽん酢がおすすめです。

孝太郎のぽん酢の中でも一番やさしい味と香りが特徴で、鱈や鯛のような白身魚にマッチします。京都の有名なフグ料理店も御用達なんですよ。

どのぽん酢を選ぶか迷ってしまうなら、柚子・すだち・橙の3種類が入った「利きぽん酢セット」もあり。

▶飲むお酢シリーズ

健康や美容を意識する方に人気の飲むお酢シリーズ。孝太郎の酢では、「生姜梅酢」「154いちごす(季節限定)」がおすすめです。

寒い時期に生姜梅酢をお湯で割って飲むと、体がポカポカになってあたたまります。また、いちごすは、牛乳で割って飲むといちごヨーグルトに似た味わいになるので、お子様にもピッタリですよ。

「市販の飲むお酢シリーズは飲みにくかった…」という方でも、こちらは飲みやすくて美味しいものばかりなので、ぜひトライしてみてください。

業界初!「Myぽん酢」体験で好みの味に

普段ぽん酢を使うとき、「もっと出汁の味をしっかり感じたい」「柚子の風味が足りない」などと感じたことはありませんか?

孝太郎の酢では、出汁と果汁の割合を自分好みに調合できる「Myぽん酢作り」ができます。

お店では、店主が上質な一番出汁を作って待っていてくれます。そこに柚子やすだち、橙など爽やかな香りの生果汁を加えながら、好みのぽん酢を作っていきます。

じっくりと味わいを吟味して、自分だけのぽん酢を作れる体験は貴重ですよ。

「自分の味」が決まったら、その調合レシピを取っておいてくれるので、電話予約をすれば同じ味に調合して送ってくれるんだそう。

お土産としてはもちろん、お中元やお歳暮といった贈答用にもピッタリ。ぽん酢だけで料理の味が決まるので、出産祝いに贈ると重宝されますよ。

孝太郎の酢は、デパートや一部のスーパーでも販売されていますが、Myぽん酢を作る体験はここでしかできません。

ぜひ、京町家の趣ある空間で、自分好みのぽん酢を作る体験をしてみてください。

Myぽん酢体験は、完全予約制です。事前に人数分の出汁を用意する必要があるため、営業日の3日前までに電話で予約を入れましょう。

Myぽん酢体験予約
申込:075-451-2071
値段:1本(360ml)1,296 円(税込) 
定員:1名~5名
所要時間:約1時間
予約時間:10:00/12:00/14:00/16:00
定休日:第2第4土曜日・日曜祝祭日
注意:お客様都合によるキャンセル、および連絡のないキャンセルは前日は50%、当日は100%のキャンセル料がかかります。
詳細:https://koutarou-su.com/files/pdf/myponzu190620.pdf
孝太郎の酢
住所:京都府京都市上京区新町通寺之内上ル東入道正町455
TEL:075-451-2071
営業時間:9:00~17:00
定休日:第2第4土曜日・日曜祝祭日
HP:https://koutarou-su.com/

Myぽん酢をすぐに食べられる!in 旬魚食彩 乃ん㐂

引用:https://kyoto-nonki.com/diary/post-3384/

「作ったMyぽん酢をすぐに食べてみたい!」という方は、「鍋セット」を申し込めば提携店の「旬魚食彩 乃ん㐂」でお鍋と一緒に食べることができます。

「旬魚食彩 乃ん㐂」で食べられる鍋メニューは、豚しゃぶのほか期間限定でフグや鯛、鱧など。

ほかにも、ぽん酢をたっぷりかけて薬味と一緒に味わいたい唐揚げなどのメニューもあります。

鍋セットを利用できるのは、16時からMyぽん酢体験を利用した方のみ。

お鍋に使う小瓶(100ml)と持ち帰り用の通常サイズ360ml瓶の両方を持ち帰りできます。

体験料も込み+2本お持ち帰りできて1,728円(税込)なので、お得ですよ!旬魚食彩 乃ん㐂は、1人でも入りやすいお店なので1人での体験利用もおすすめです。

予約は「旬魚食彩 乃ん㐂」ではなく、「孝太郎の酢」へ連絡を。

Myぽん酢体験お鍋コース
申込:075-451-2071(孝太郎の酢)
値段:2本(100ml+360ml)1,728 円(税込)
別途、以下の鍋の料金がかかります。
・ふぐセット(11~2月末):5,500円
・鯛しゃぶセット(3~5月末):3,850円
・鱧しゃぶセット(5~10月末):3,850円
・豚しゃぶ(通年):3,850円(全1ドリンク付き)
体験予約時間:16:00
定休日:第2第4土曜日・日曜祝祭日
注意:お客様都合によるキャンセル、および連絡のないキャンセルは前日は50%、当日は100%のキャンセル料がかかります。
詳細:https://koutarou-su.com/files/pdf/myponzu-nabe200305.pdf
旬魚食彩 乃ん㐂(のんき)
住所:京都府京都市上京区下清蔵口町92 新町通 上御霊西入
TEL:075-432-5830
営業時間:17:00~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日:日曜日(祝日は通常営業)
HP:https://koutarou-su.com/

「孝太郎の酢」で京町家の歴史を感じる

180年もの間、京都の味を支える孝太郎の酢。

お酢やぽん酢だけでなく、建物でも京都の伝統を伝えています。

特に、屋根の上の鍾馗さんは魔除け・厄除けなどを願って飾られている守り神として、ぜひ拝んでおきたいもの。

鍾馗さんとは、中国が唐だった頃に伝わった鬼より強い髭面の神様のこと。

京都では、病に倒れた奥さんが鍾馗さんによって完治したことから、屋根の瓦に鍾馗さんを据える風習が根付いたんだそう。

周囲をよく見てみると、ご近所同士が睨み合いにならないように正面を向いていない鍾馗さんや、微笑み返しとしておたふくを据える町屋もあるようです。

気遣いの心が感じられる鍾馗文化は、どこか京都を象徴しているとも言えますね。

ぜひ、孝太郎の酢やご近所の鍾馗さんの様子を伺ってみてください。

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